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血脈桜の伝説

昔、松前の城下に柳本伝八という鍛冶屋さんがおりました。
息子に仕事をゆずってからは、隠居暮らしの毎日を送っていたのですが、ある年の春、上方見物を思い立って、18才になる娘の静枝と一緒に松前の浜を後にしたのです。
江戸に遊び、お伊勢さんに詣り、京都、奈良を巡って吉野に着きました。
ちょうど吉野は春、山々は桜の花につつまれ、それはすばらしい眺めでした。
この花の美しさに魅せられた伝八親子は、しばらくこの地に宿ることにしました。
宿の近くに、静かな尼寺があり、静枝は尼寺が好きで、遊びに行っているうちに、尼さんと仲良くなっていきました。
そして楽しい毎日が続きました。
いよいよ、松前に帰ることになったお別れの日、尼さんは、静枝の手に一本の桜の苗木を握らせたのです。

故郷に帰られた後は、この桜を私と思ってくださるよう‥‥。
その桜の苗木を大事に持ち帰り、伝八は菩提寺の光善寺の庭に植えました。
三度目の春が訪れ、桜は見事に成長、つぼみがほころび待ちに待った花が咲きました。
一重の吉野桜ではなく、濃厚な八重の桜でした。
そして、来る年も来る年も花を枝もたわわに咲かせ、訪れる人々を喜ばせたのでした。
そして、幾十年の月日が流れた春、見事に咲き乱れる桜の花を見ながら静枝は、その生涯を終えたのです。
ある年、光善寺の本堂を立て直すことになったのですが、この桜があまりにも大きくなったため伐りとることになりました。
いよいよ明日伐り倒すというその前夜、光善寺十八世穏誉上人の枕元に桜模様の着物を着た美しい女の人が現れ、目にはいっぱいの涙をため、わたしは死ぬ身です。
どうか血脈を与えてくださいますよう・・・と悲しい声で頼むのです。血脈とは極楽浄土へ行く証文のことです。
上人は、今夜はもう遅いので明日にというと、明日を待てない生命だから・・・と懇願されて上人は、本堂でお経を上げた後、血脈を与えてあげました。
さて、次の日、上人が今日はいよいよこの桜も伐り倒されるのかと名残惜しげに枚を見上げたとき、葉がくれに何か白いものが風に動いているのを見つけたのです。
よく見て上人は驚きました。
それは昨夜授けた血脈だったのです。
この不思議な出来事に、桜の木を伐ることをやめ、盛大な供養が行われ、今もなお、昔と変わることなく、らんまんと咲き誇っているのです。
上人の枕辺に現れた女の人は静枝であったと語り伝えられています。

絵:松城小学校1年1組 いまもと たかゆき
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